高クロム鋼

約8%〜12%のクロムを添加したフェライト鋼のこと。高温強度を高めるために、クロムの他にも、固溶強化元素であるタングステンやモリブデン、析出強化元素であるニオブやバナジウムなども添加されている。オーステナイト系ステンレス鋼よりも熱膨張率が低く、熱伝導率が高いため、発生する熱膨張応力を抑制することが期待できる。このため、配管の短縮等の経済性メリットを得ることができる。(1-1 冷却系配管の短縮による経済性向上を実現)


ブラウザの閉じるを実行するか、右の閉じるボタンをクリックしてください。≪閉じる