線量の計算結果を値の高いほうから順に並べたとき、上位5%に該当する線量のこと。全ての住民の被ばく線量を測定し評価することは現実的に困難であるため、実際には、設定した線量拘束値（本研究では1 mSv/y）に対して、地域や集団を代表する線量（「代表的個人」の線量）を比較する。ここで、線量の計算結果の95パーセンタイル値を代表的個人の線量とすると、代表的個人の線量を下回る人の割合は、地域や集団の95パーセントにあたる。よって本研究では、国際放射線防護委員会（ICRP）Publication 101の勧告を踏まえて、計算結果の95パーセンタイル値を代表的個人の線量として、目標値である1 mSv/yと比較した。(1-13 生活パターンを考慮した住民の被ばく線量推定)
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