中間子

核子間に核力を伝えるために、1935年に湯川秀樹博士によって予言された粒子である。後の1947年に初めて発見された。現在では、1個のクォークと1個の反クォークの2体複合状態であることが分かっている。例えば、最初に発見されたπ+中間子は1個のアップクォークと1個の反ダウンクォークでできている。様々なクォークの種類の組合せが可能なので、中間子の種類も豊富であり、これまでに150種類以上が発見されている。(3-2 “奇妙な粒子”による原子核の新しい存在形態)


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