鉛ボイド反応度価値

鉛が炉内の核分裂の連鎖の起こしやすさに与える影響度を定量的に評価した値のことをいう。ここでは、鉛を段階的に除去(ボイド化)し、全ての領域に鉛が入っている状態と鉛を減らした状態での、核分裂の連鎖の起きやすさを比較することで、鉛の影響度を定量的に評価している。一般的に、単位にはドルやセント(1ドル=100セント)が使われており、プラスに大きい値になるほどより核分裂の連鎖を起こしやすい影響を、マイナスに大きい値になるほどより核分裂の連鎖を起こしにくい影響を与えていることを意味する。(4-8 ADSの核特性予測の信頼性向上に向けて)


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