原子炉建屋損傷による炉心冷却能力低下

高温ガス炉では、事故時の炉心での崩壊熱等は、黒鉛構造物内の熱伝導、原子炉圧力容器から原子炉建屋への熱放射により自然に外側に熱が移動し、原子炉建屋内の設けられた流路を流れる空気に伝えられ大気に放出される。地震等により原子炉建屋が損傷した場合、この流路が閉塞することで空気が流れなくなるため、炉心の冷却能力が低下する。(6-1 高温ガス炉の安全性を追求する)


ブラウザの閉じるを実行するか、右の閉じるボタンをクリックしてください。≪閉じる