イットリア安定化ジルコニアに固溶させたプルトニウム(Pu)を燃料核として、炭素と炭化ケイ素のセラミックスで4重に被覆した、直径1 mm程度の被覆燃料粒子である。Puは、母材中に5割程度固溶させる(二酸化プルトニウムとしてモル換算)。重金属重量1 tあたりの燃焼度は、通常の二酸化ウランを用いた高温ガス炉燃料(100〜120 GWd/t)に比べて5〜6倍程度高い(約600 GWd/t)。(6-3 プルトニウム燃焼高温ガス炉の安全性向上に向けて)
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