受動的冷却設備

事故が発生した際に、自然に生じる物理的現象を利用して、原子炉を冷却できる設備のこと。受動的冷却設備を採用すれば、人の判断や操作を必要とせず、事故時対応手順書や運転員なしでも安全が担保できる可能性がある。また、非常用電源など外部からの動力や機器操作を必要としないため、動的機器であるポンプ類や送風機等の数を削減でき、原子炉システムを簡素化できる可能性がある。(6-4 受動的放射冷却を用いた高温ガス炉の冷却設備を開発)


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