半減期2.65年の放射性同位元素であり、自発核分裂により1壊変あたり3.76個の中性子を放出できる中性子収率を有するため、小型の中性子源として使用されている。高温工学試験研究炉(HTTR)の使用温度である約600 ℃でも安定であり、小さなカプセルに封入できるため黒鉛ブロック内の狭いスペースに収納できる。このため、HTTRでは起動用中性子源として使用している。(6-5 高温ガス炉の中性子源交換作業の改良)
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