ベルヌーイ分布は、一方の事象の生起確率をpとした場合にもう一方の事象の生起確率が(1-p)としてあらわされるような二値の離散事象（例として、コイントスの裏/表、くじ引きのあたり/はずれ、等）の確率を扱う際に用いられるものである。LOCA模擬急冷破断試験により得られる結果は燃料被覆管の破断/非破断に関する二値の離散事象であることから、ある急冷破断確率pのベルヌーイ分布に従うと考えられる。(2-2 冷却材喪失事故時の安全評価の信頼性向上を目指して)
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