ジャイロトロン

磁場に巻き付いた電子の回転運動をエネルギー源として、波長の短い大電力のマイクロ波を発振させる大型の電子管である。名前は磁場中の回転運動(ジャイロ運動)に由来する。電子レンジの2000倍のパワーを発生させることができ、核融合炉のプラズマ加熱には不可欠な技術です。ITERでは1MWのジャイロトロンが24本以上使用され、現在のところ原子力機構が開発したジャイロトロンだけが目標性能を満たしている。(3-5 ITER建設に向けて目標性能を世界で初めてクリア)


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