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ネプツニウムやテクネチウムのような長寿命のアクチノイドや核分裂生成物を分離して、新型燃料としてリサイクルしたり有害な放射性核種を消滅させることを目標に、図4-8のようなプロセス(PARCプロセス)の開発を進めています。その鍵は溶液中のイオンの状態(原子価)を正確に制御することにあり、分解性有機物による還元反応とともに光化学、電気化学的方法を適用することによって、ネプツニウムの場合、99.9%の回収率で単独に分離することに成功しました。 分離条件の最適化のための基礎試験を進めるとともに、プロセスのフィジビリテイを確認するため、完成したばかりのNUCEFを活用して、使用済燃料を用いたホット試験の準備を始めました。 |
参考文献
M. Maeda et al., A Process Conception of an Advanced Reprocessing Based on PUREX Process Incorporating the Partitioning Function, Proc. of Intern. Conf. on Evaluation of Emerging Nuclear Fuel Cycle Systems, GLOBAL 95, Sep. 11-14, 1995, France, 556 (1995). |
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たゆまざる探究の軌跡−研究活動と成果1995 copyright(c)日本原子力研究所 |