● 有害不純物を極力取り除いたオーステナイト系ステンレス鋼
● トータル有害不純物量100ppm以下
● 耐粒界腐食、耐応力腐食割れ等の向上
キーワード: 粒界腐食、応力腐食割れ、溶接割れ、超高純度、ステンレス
第1段階でCaハライドを用いた精製、第2段階で電子ビーム炉を用いた精製により、トータル有害不純物量100ppm以下の超高純度(EHP*)ステンレス鋼を溶製する。
下の写真のように、沸騰硝酸中で従来極低Cステンレス(SUS304ULC)は腐食されるが、EHP*ステンレス鋼(SUS310EHP* )ではほとんど腐食は認められない。
溶接による耐食性の劣化も少なく、溶接金属に同じEHP*ステンレス鋼(共材)を用いることができ、別途溶接金属を用意する必要がない。
*:登録商標 商標登録第5137467号(叶_戸製鋼所)
技術のステージ
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利用分野
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・硝酸の製造、リサイクル施設用材料 ・化学プラント用材料 |
関連業種
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知財・関連技術情報
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鉄鋼業、化学工業 |
特許第5756935号 (共願:叶_戸製鋼所、潟Rベルコ科研) |