計測 No.6-10

耐熱歪センサで高温プラントを監視

プラントの安全管理技術向上への挑戦

 

 従来の光ファイバ歪センサは200℃程度までしか使用できないが、600℃以上の高温で使用可能

 接着剤を使用し、配管表面の実装による加工痕をつけない

キーワード: 耐熱歪センサ、高温プラント

 

光ファイバのコアに超短パルスレーザーを用いて微細な格子構造を精密に製作します。

原子炉や化学工場など大型の高温配管に取り付けて、振動や熱膨張を計測できます。

原子炉や工場の日常運転だけでなく、地震や事故の際の配管の歪の監視ができます。

現在、600℃を超える高温環境で使用できる唯一の耐熱歪センサです。

現場でのセンサの実装を容易とする工夫がなされています。

図6-10

 


技術のステージ
利用分野

stage3

・高温流体の圧力計測・流速計測
・歪測定機能付き建築資材の開発
関連業種
知財・関連技術情報
電子部品・デバイス・電子回路製造業
特許第5669262号(共願 :褐F谷組)
スマートプロセス学会誌 2017年
第6巻第2号74-79頁