計測 No.6-18

高放射線環境下や汚染された水中でも観察可能

光ファイバを用いた遠隔観察用スコープ

 

 電磁ノイズや放射線の影響を受けず、水中でも使用が可能

 焦点距離の調整可能

 左右照明の切り替えにより立体視観察が可能

キーワード: 光ファイバ、カメラ、スコープ、レーザーブレークダウン分光、LIBS

 

主な機能

・放射線環境下での使用が可能

・焦点距離の調整が可能

・水中での観察が可能

・左右照明の切り換えにより立体視観察が可能

図6-18-1

 

図6-18-2

 

発展型として、上図のようにレーザー導光用の光ファイバと組み合わせ、対象物へパルスレーザーを集光照射し、蒸発時に発生するプラズマの発光波長成分を解析する事で、対象物の成分分析が可能になります。

 

この成分分析方法はLIBS(レーザーブレークダウン分光)と呼ばれています。


技術のステージ
利用分野

stage3

・廃止措置
・原子炉
・水中γ線源
関連業種
知財・関連技術情報
情報通信機械器具製造業、
電子部品製造業、技術サービス業
C. Ito, et al., J. Nucl. Sci. Technol., Vo; 51, Nos. 7-8, pp 944-950, 2014.