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伝統産業・地場産業とのコラボレーション

- リンゴを用いた創作炭の作成 -

 

中性子ラジオグラフィは、中性子ビームの透過により対象物の内部画像を得る技術で、水素や炭素を多く含む物質の観察に有効です。青森県弘前市の企業が実施した、落下リンゴを丸ごと炭化し花炭のように室内オブジェ製品とする技術開発の一環で、中性子ラジオグラフィにより炭化処理過程のリンゴの内部構造と水分の分布状況を観察しました。

図8-3-1

 

リンゴ品種による乾燥具合の差を調べたところ、ジョナゴールド、北斗は水分の残りが多く、また、津軽は比較的表層まで繊維がしっかり存在しています(図1)。さらに、同一品種でも、炭化処理の仕方により、水分の抜け方と繊維の残り方が異なることが分りました(図2)。

図8-3-2

 

出典:「中性子利用技術移転推進プログラム」業務実施結果報告書 【参考資料】中性子利用事例集(8)農作物、土壌等への応用-2、中性子測定によるリンゴ創作炭内部の組織観察」(文部科学省)
(http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2012/07/30/1323227_8_2.pdf )を加工して作成



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