デザイン要素に取り入れています「正六角形」は玄武すなわち亀の甲羅を表し、長寿のシンボルとして古来より尊ばれた紋様です。なお、高速増殖原型炉「もんじゅ」と高温工学試験研究炉「HTTR」の燃料体も正六角形です。
画像は、模擬燃料集合体破損試験の結果(左上)と二つのフェルミウム原子核(254Fmと258Fm)の核分裂における変形経路の違い(右下)です。
前者は、BWRの炉心構造を模擬した燃料集合体(実機燃料ペレットのUO2をZrO2で模擬)を高温のプラズマにより加熱し、1F事故時における炉心物質の崩壊・溶融・移行挙動を把握した試験です(第1章トピックス1-1、p.12)。
後者は、二つのフェルミウム原子核(254Fmと258Fm)の核分裂を示したもので、ポテンシャルエネルギーの低いところをたどりながら分裂が進む様子を示しています(第3章トピックス3-1、p.37)。
原子力機構が保有する知的財産のうち、産業上応用可能な特許技術や
ノウハウ等を解説した「JAEA 技術シーズ集 第5版」もご参照ください。
原子力機構全体の活動状況は、アニュアルレポート
「原子力機構2019」をご参照ください。
原子力機構の研究開発成果 2019-20
発 行 2019年10月 編集・発行 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 成果普及情報誌『原子力機構の研究開発成果』編集委員会 委 員 長 中島 宏 委 員 立松 研二 鈴圡 知明 小泉 光生 木村 貴海 飯島 和毅 島田亜佐子 小浦 寛之 森田 泰治 竹田 幸治 酒井 健二 田 孝 久保 真治 浜田 広次 水野 崇 佐藤 和彦 印 刷 松枝印刷株式会社
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