● 金属表面の固着物を、バブルの振動で削り落とす
● バブル水に浸漬、1hの超音波照射で90%以上剥落
● ごみは剥離汚染物のみ、バブル水は再利用可能
キーワード: ウルトラファインバブル(UFB)、超音波、金属表面除染、薬品フリー
本技術の特徴
化学薬品や研磨装置を用いないため、廃棄物発生量が少なく、低コストでの洗浄が可能
UFB水が満たせる場所であれば、どのような場所でも洗浄可能
洗浄対象をUSB水*で満たされたプールに浸漬して超音波を照射
*USB水とは:平均100nm径の気泡(空気、窒素など)を109個/mLの濃度で含んだ水。気泡は水中で数か月安定。
●微細なバブルが金属表面と汚染物の隙間に入り込み、高周波超音波(〜1.6 MHz)振動により汚染物を剥離
●従来の超音波洗浄(〜100 kHz;キャビテーション)とは異なり、材料表面への衝撃、損傷が小さい
技術のステージ
|
利用分野
|
---|---|
・半導体、医療、材料、製造分野等における 表面洗浄 ・配管内の洗浄などのプラントメンテナンス |
関連業種
|
知財・関連技術情報
|
---|---|
金属製品製造業、電子部品・デバイス・電子回路製造業、 化学工業、電気業、ガス業、水道業、廃棄物処理業、 自動車整備業、機械等修理業 |
特開2022-118491 (共願:九州工業大学、中部電力梶j |