奥付

◆表紙デザインと画像◆

 

色彩は日本原子力研究開発機構のロゴマークに合わせた青を基調とし、澄んだ青空から光(明るい未来)が差し込む様子をイメージしました。デザイン要素に取り入れています「正六角形」は玄武すなわち亀の甲羅を表し、長寿のシンボルとして古来より尊ばれた紋様です。なお、高速増殖原型炉「もんじゅ」と高温工学試験研究炉「HTTR」の燃料体も正六角形です。

画像は、ショットブラスト工法による路面の除染作業の様子(左上)と福島県伊達市霊山町小国で行ったポリイオン複合体を利用した土壌除染の様子(右下)です。

前者は、ショットブラスト工法により、直径1 mm程度の鉄球を路面に衝突させることで路面を薄く切削して除染を行います。原子炉の廃止措置で利用されていた技術で、大熊町の表面汚染密度を90%以上除染することができました(第1章トピックス1-8,p.19)。

後者は、福島県伊達市霊山町小国の公民館広場1500 m2を対象にポリイオン複合体を利用した土壌の除染試験を行ったときの様子で、表層土壌2 cmの剥ぎ取りで85〜90%の放射性セシウム除染率が得られました(2011年7月)(第1章トピックス1-10,p.21)。

 

未来を拓く原子力 2011表紙

 

未来を拓く原子力 原子力機構の研究開発成果 2012

 


発 行    2012年11月 編集・発行  独立行政法人 日本原子力研究開発機構 成果普及情報誌『未来を拓く原子力』編集委員会 委員長    油井 三和 副委員長   板橋 慶造 委 員    根本  工  田川 明広  鈴木 喜雄  綿引  優  鬼沢 邦雄        香西 直文  森  貴正  柴田 大受  山本 博之  松橋 信平        菊池  満  平尾 和則  駒  義和  山田 文昭  茂田 直孝        船橋 英之  石井 哲朗  室川 佳久  高田  弘  那珂 通裕        石原 正博  中島 準作  鳴海 一雅  見掛信一郎  吉田 英明 印 刷    いばらき印刷株式会社


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